自分にはやりたいことがない?

みなさん、こんばんは。
毎月第三水曜日に「コーチング」をテーマに投稿しております高橋ちかです。

「好きなことをしよう」「やりたいことやろう」という言葉を耳にすることってよくあると思いますが、これによって「自分の好きなことってなに?」「やりたいことってなに?」と、それを見つけることが目的になってしまい、「自分にはやりたいことがない」「好きなことが見つからない、絞れない」という状態になり、それが逆に悩みになってしまうって話をよく聞きます。

ちょうど最近もそういった相談を受けました。
 

私、個人的には、とにかく気になることはやってみることが一番早いと思いますが、それ以外に大切なことは、「やりたい事柄」にこだわるのではなく、それをやることによって持てる「感情」、満たされる「価値観」に注目することだと思います。

ここで、コーチングスクールで聞いた実際にあった話をシェアしたいと思います。

自分のやりたいことは、「アメリカに行ってバンドをやること」と言う若者がいたそうです。
たまたまコーチングを受けて、じゃあそれに向けてなにができるか、なにをしたらいいか、一つ一つ洗い出しながら行動していったそうです。
英語の勉強のために外国人の集まりに参加したことがきっかけで、外国人と交流したりボランティアをしたり、そういう経験をしていくうちにある時、「自分は色んな仲間と絡んだり何か一緒にやることが好きなんだ」と気づいたそうです。
そしてそこから紆余曲折を経て、最終的に彼はタイに行ってレストランをオープンさせたそうです。
 

この青年は、アメリカに行ってバンドマンにはなりませんでした。でもだからと言って、好きなこと、やりたいことを諦めたかと言うと、そういうことではなく、タイでレストランをオープンさせることでも、彼は自分の大事にしたい価値観を満たしているので結局なにをするかは何でも良かったという例だそうです。

「これ!」という好きなことの事柄自体を追求したり、一つに絞らなくても大丈夫、というお話ですが、「自分の好きなことってなんだろう?」「やりたいことがわからない」となった時に参考にしていただけると良いなと思います。