自分の「目的」に気付く

みなさん、こんばんは。
毎月第三水曜日に「コーチング」をテーマに投稿しております高橋ちかです。
 
私の通っていたコーチングスクールはアドラーという心理学者の教えを取り入れていたのですが、実際スクールに通い出す前は、アドラーの教えがベースになっているということも知らず、もっと言えばアドラーという心理学者の存在すら知りませんでした。

しかし、偶然にもその考えが私にぴったりはまって、思いつきで決めたわりには我ながら良い選択だったなあと思ったものでした笑

本当に、偶然は必然なのかもしれません。
 

そんなアドラーの教えは、人生を生きて行く上で本当に役立っているのですが、特に「目的論」の考え方はとても有効だと思います。

「目的論」の対極にあるのが「原因論」ですが、何かが起こった時に過去を辿り原因を突き詰めていくのではなく、「じゃあどうなっていたら良いか?」これからのこと、未来に向けて考えていく方が建設的ですよね。
 

職場で問題が起こった時、「なぜこうなってしまったのか」「原因は何だ?誰だ?」と原因を知ることも大切ですが、いつまでも皆んなでそこに執着していても何も解決しませんし、前には進みません。

しかし、「じゃあ、これからどうしようか?」「この状況がどうなってたら良いか?」「どう解決したら良いか?」と未来に向けて建設的に考えることで前に進みます。
 

子供や部下などとのコミュニケーションでも、「なんであなたはいつもこうなの!?」「なんでミスばかり繰り返すの?」と、原因や過去に目を向けてそれを突き詰めたところで何も解決しませんが(というか、そこを突き詰めても本人からは何もでて来ないと思います)、

「この状況がどうなってたら良いか?」「なんだったらできそうか?」と未来に向かってコミュニケーションを取っていくことで状況が改善されやすくなります。
 
常に「どうなったら良いか」を念頭に置いておくことで多くのことが前に進むと私自身も実感しました。
 

そして、さらに私が衝撃を受けたのは、人の行動は悩みも全て何かしらの「目的」を果たすためにしている、ということです!

ちょっとややこしい話なのですが、例えば、「人見知りだから人に話しかけられない」と悩んでいる人がいた場合、「人見知り」が原因だからとそっちに目を向けがちですが、「自分から話しかけない」という目的を果たすために「人見知り」という原因を自ら作り出している。ということです。

話しかけないために人見知りでいると考えます。
 

実際に人見知りという人にとっては、「いやいや、話しかけたいんだ」「話しかけないようにしているわけではない」という反論があるかもしれませんが、

実は、

話しかけないことで誰かが話しかけてくれる=自分は特別という感情を味わえる
話しかけないことで誰かが話しかけてくれる=自分から努力しなくて良いので楽に話せる
話しかけないことで自ら話しかけて無視されるとか邪険に扱われるという体験をしなくて済む

などという「目的」をちゃんと果たしているということです。

自分が何かに悩んでいる時、また、人の行動で悩んでいる時でも、まずはその「目的」に気づくだけで、解決に向けて進み出すことがあります。

今日は長くなりましたので、この「目的論」に関することはまた別の機会にもご紹介させていただこうと思います。