過去と未来は関係ない

みなさん、こんにちは。
毎月第三水曜日に「コーチング」をテーマに投稿しております高橋ちかです。

さて、前回、人の行動は全て何かしらの「目的」を果たすため、というアドラー心理学の考え方を知ったお話はしましたが、さらに衝撃的だったのは、アドラーは「トラウマさえも存在しない」と言っていることです。

皆んな、生きていく中で、うまく行かなかったこと、嫌な経験、失敗、裏切り、別れなど何かしら起こって欲しくない経験をしていると思います。

で、そこで過去の辛い経験、例えば家族や大事な人との別れとか、クラスで笑い者にされた経験とか、裏切りや浮気の経験とか、そういった過去の経験がトラウマとなることもあると思います。
そんな簡単に立ち直れないこともあると思います。

でも、そういう経験をしたからこの先ずっと幸せに生きることができないのか?と言ったら、そうではありませんよね。

アドラーの言う目的論は、「これまでの人生にどんなことがあったとしても今後の人生をどう生きるかについて何の影響もない」、つまり、「過去と未来は関係ない」ということです。

これは、起こったこと自体が問題なのではなく、「起こったことをどう見るかによって未来はいくらでも変えることができる」ということなんですね。

起こったことをトラウマとしているのは自分であって、それをトラウマとしてそこに焦点を当てて過去に縛られたまま生きる必要はないんですね。

私たちは与えられたものをどう使うかで今ここから変わることができます。

行動や発言はもちろん、性格も変えることができます。

例えば、悲観的な性格を変えたことでその後のキャリアアップが上手くいっている人や、消極的な性格を変えたことで恋愛が上手く行った人もいますよね。

私自身も、高校生まで冷めていて積極的な人間ではありませんでしたし、自分から人に話しかけるのもめんどくさいという感じでした。(フロイトならここを掘り下げてトラウマを探るかもしれません)

そんな性格なのにアメリカの大学に行って、英語を笑われたり馬鹿にされたり授業でFを取りそうになったり、自分から話しかけない限り友達ができない、何をするにも自分から積極的に行かないと上手くいかないことばかりで凹みました。

でもそのおかげで前向きで積極的な性格に変わろうと決意でき、少しずつでも変わることができました。変わったことで、後のインターンや仕事、人生にとてもとても役に立ってくれ、過去の自分に感謝したほどでした。

当時、アドラー心理学のことは全く知りませんでしたが、振り返って見ると「人は変われるしそれによって未来も変わる」という経験でした。

「私たちは過去にどんなことがあっても捉え方次第で今この瞬間から変わることができるし、自分の人生、そして性格すら今ここで選ぶことができる。」

私はやっぱりこの考え方にワクワクしますし、この未来思考の考え方が非常に好きです。まだまだ変われていないことも色々ありますけど。
何かの参考になれば幸いです。